大学概要
校歌・校章

・校章
群馬県の頭文字Gを基本に、平和の象徴である鳩の横顔を想起させるとともに、中央のラインが県内を流れる清流を表現しています。

4つの英文字は、本学の英語表記GUNMA PREFECTURAL COLLEGE OF HEALTH SCIENCESの略です。
・校歌
県民健康科学大学では、平成17年4月の開学にあたり学生、教職員及び卒業生の大学への愛校心、親しみを形成するとともに、その一体感を醸成し心の拠り所とするため校歌を作成しました。
作詞については公募を行い全国から169名のべ212作品の応募がありました。
平成17年3月22日(火)に開催した校歌選考委員会での審査の結果、谷口弘之さん(大阪府)の作品が最優秀賞を受賞しました。作曲については群馬大学名誉教授塚本靖彦さんに依頼しました。

“夢のために” (mp3音源)

作詞 谷口 弘之
補作 塚本 靖彦

1. 健やかなる 今日を願いて
人々の暮らしを支え
満ち足りた命を求めんと

夢のために 社会のために 世界のために
学び育てる医療の心 科学の力
この美しい 赤城や 利根の
群馬の郷から
群馬の街から

2. まっすぐなる 道を目指して
先人の勇気 希望を糧に
のびやかなる 自分を作らんと

先進の知恵と 技術を持ちて 地域のために
共に培う医療の心 愛の力
この弛みなき 決意を胸に
群馬の郷から
群馬の街から

(coda)
県民健康科学大学 あゝ
作詞、作曲について
作詞者から
新大学の基本理念・教育目的を踏まえ、「健康な生活への夢の実現」を追求する若々しい希望と未来に満ちた、21世紀の大学にふさわしい校歌となるように作詞しました。「新しい大学の新しい校歌」として、表現面で次の点を特に考慮しました。

1.  旧来の校歌にありがちな名所旧跡的な地名の読み込みを避ける。
2.  21世紀の若い学生が男女問わず違和感なく歌えるよう、現代的な口語体の歌詞とする。
3.  校歌としての品格を保つため歌詞内に英語を使用しない。
4.  公的な校歌としての役割のみならず、学園生活の場で口ずさめる「マイスクール・ソング」としての親しみやすさを持たせる。
作曲者 塚本靖彦氏プロフィール
塚本靖彦(作曲家)

1934年12月1日、中国・瀋陽に生まれ四平市で育つ。戦後、静岡の榛原町に引揚げる。1961年、東京芸術大学音楽学部作曲科を卒業。直ちに群馬大学教育学部音楽教育学科に奉職。助手、講師、助教授を経て1981年より教授、現在名誉教授。群馬を拠点に長い教職歴の間、教育活動は言うに及ばず、全国的に作曲、学会論文、自作品演奏などの活動を行う。

芸大では作曲を石桁真礼生に学び、下総皖一、井上武士などの薫陶を受ける。出版されている作品も多く、歌曲集「いとし子へ」(音楽之友社)、女声合唱組曲「純白のシラブル」第I集~第IV集(音楽之友社)、ピアノの為のノクターン(全音)は、2001年9月メルボルンで開催された環太平洋音楽週間でピアニスト、マーク・クヌープにより演奏された。そして、ギターのための「エピサレイミアム」(全音)は、アメリカのギタリスト、ダニエル・クインによってCD化され世に知られることとなった。他に歌曲集「六つの叙情歌」、「愛三章」や、ピアノのための「12幻想曲集」は、一流の演奏家たちによって取り上げられ、盛んに演奏されている。大部のものとしては、交声曲「邪宗門」、「7つの混声合唱曲集」、オーケストラのための「ペガサス」、オペラ「尾瀬姫」の改訂版「尾瀬の清姫」、なおヴァイオリン・ソナタ「コンテニュウム」は2003年2月、JFC(日本作曲家協議会)より出版され、サントリーホールで上演・CD化された。

論文22点、16曲ほどの校歌・記念歌、群大学生歌CDの作成・編曲など。CD「塚本靖彦歌曲作品集」(21曲75分)がある。2004年9月には萩原朔太郎の六つの詩による女声合唱組曲「こころ」が前橋中央女声合唱団30周年記念委嘱作品として初演されている。