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診療放射線学部卒業研究2研究が論文誌に掲載されました

平成28年度診療放射線学部卒業研究2研究の内容が日本放射線技術学会雑誌に掲載されました。あわせて、現学部4年生の学会発表が表彰されましたので報告いたします。

1,論文タイトル「MRI 検査における人工内耳インプラント磁石の減磁に影響する因子」

著者:

小金澤 匠
群馬県立県民健康科学大学診療放射線学部(現日本メジフィジックス株式会社事業部)

内山 奈央子
群馬県立県民健康科学大学診療放射線学部(現聖路加国際病院放射線科)

勅使河原 麻衣
群馬県立県民健康科学大学診療放射線学部(現前橋赤十字社放射線診療科部)

小倉 明夫
群馬県立県民健康科学大学・大学院

掲載誌:日本放射線技術学会雑誌73 巻 (2017) 12 号 p. 1216-1223

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjrt/73/12/73_2017_JSRT_73.12.1216/_article/-char/ja/

内容の要約:MRI検査において、人工内耳を装着している患者は禁忌であったが、最近条件付きで検査が可能となっている。人工内耳を装着している場合の危険因子は、吸引による側頭骨の障害とインプラント内の磁石の減磁である。この研究では、MRI装置の磁場に対する患者頭部の角度によりインプラント内の磁石がどのようの減磁するかを詳細に調べたものであり、当該患者さんのMRI検査において、より安心安全な検査法を提示しています。

 

2,論文タイトル「デュアルエナジーCT におけるスペクトラルHU 曲線の最適関数の推定」

著者:

篠﨑 あい
群馬県立県民健康科学大学診療放射線学部(現圏央所沢病院放射線科)

林 則夫
群馬県立県民健康科学大学診療放射線学部

武田 久、宇梶 智人、柿沼 史江、小林 洋一

伊勢崎市民病院中央放射線科

福島 康宏
群馬大学医学部附属病院放射線部(現京都大学医学部附属病院放射線部)

小倉 明夫、小倉 敏裕
群馬県立県民健康科学大学診療放射線学部

対馬 義人
群馬大学大学院医学系研究科放射線診断核医学

掲載誌:日本放射線技術学会雑誌73 巻 (2017) 12 号 p. 1224-1230

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjrt/73/12/73_2017_JSRT_73.12.1216/_article/-char/ja/

内容の要約:この研究の目的は、スペクトルHounsfield Unit(HU)曲線の回帰に最適な関数を明らかにすることです。最適化手順は、以下の5ステップで行いました。1)RMI 467ファントムのデュアルエネルギーCT(DECT)画像の取得、2)DECT画像から仮想単色画像の取得、3)ファントムから様々な物質のスペクトラルHU曲線の取得、4)線形、二次多項式、三次多項式、四次多項式、五次多項式、三次多項式、五次多項式、指数関数型補正指数関数を含む様々な関数へのスペクトルHU曲線の回帰、5)決定係数および赤池情報基準(AIC)を用いた回帰関数の評価。結果より、五次多項式関数がスペクトルHU曲線の回帰を解析するのに適していることを明らかにしました。 四次以上の多項式関数の決定係数は、他の関数の決定係数よりも有意に高くなりました(p <0.05)。 また5次多項式のAICの中央値は、すべての関数の中で最も低くなりました。これより、我々は五次多項式がスペクトルHU曲線の回帰に使用する最良の関数であると結論付けました。

 

3,学生発表の学会表彰について

2017年10月19日(木)~21日(土)に広島市で開催された第45回日本放射線技術学会秋季学術大会で、学部4年の藤生敦哉君が発表した「MR3次元収集画像の画像歪の新しい評価法」が「座長推薦優秀研究発表」として学会誌へ掲載されました。

 

 

 

 

2018年01月18日
診療放射線学部3年生が北米放射線学会(RSNA)で発表しました。

 

2017年11月26日~12月1日に米国シカゴで開催された北米放射線学会において診療放射学部3年山之内佐久也さんが発表を行いました。昨年に引き続き2回目の参加となります。

タイトル:Utilization of Electroencephalogram Signals and Gaze Points for Manipulation of Image Display in Operating Rooms.

発表者:S.Yamanouchi, T Ogura, N Hayashi,H Watanabe, M Sato, K Doi

シカゴは連日晴天に恵まれ例年に比べ暖かく、学会としては人工知能の応用が活発に議論されていました。また、2018年3月にウイーンで開催される欧州放射線学会において、本学から5人の学生と2人の教員が発表を行う予定です。



 

 

 

 

2017年12月19日
本学教員の出前なんでも講座の様子がインターネットに公開されました

 

診療放射線学部 教授 瀬川篤記の「出前なんでも講座」の様子が、社団法人太田労働基準協会様のホームページ上で紹介されました。



 

 

(社団法人太田労働基準協会様より許可を得て転載)

 

 

なお、「出前なんでも講座」は、群馬県が、地域への社会貢献活動の一環として実施しているもので、本学地域連携センターが協力をしております。

詳しくは、下記ホームページをご覧ください。
http://www.pref.gunma.jp/07/b2111296.html

 

2017年12月13日
第1種放射線取扱主任者試験に3年生18名が合格しました。

平成29年10月31日(火)に第1種放射線取扱主任者試験の合格発表があり、診療放射線学部3年生18名が合格いたしました。

本年度の第1種放射線取扱主任者試験の全国合格率は21.7%であったことから、未受験者を含めてクラスの半数が合格するという結果は、合格者数、合格率ともに素晴らしい成績だったといえます。

放射線取扱主任者は、放射線安全管理の統括責任者が所持すべき国家資格であり、放射線障害防止法に基づき原子力規制委員会が交付します。3種類の資格(第1種、第2種、第3種)がありますが、その中でも第1種が最も難易度が高い資格となります。受験資格はないことから在学中に受験することができます。

 

2017年11月01日
本学教員の出前なんでも講座の様子が新聞掲載されました。

診療放射線学部 五十嵐博准教授の「出前なんでも講座」の様子が10月25日(水)の群馬建設新聞に掲載されました。

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(群馬建設新聞より許可を得て転載)

なお、「出前なんでも講座」は、群馬県が、地域への社会貢献活動の一環として実施しているもので、本学地域連携センターが協力をしております。

詳しくは、下記ホームページをご覧ください。

http://www.pref.gunma.jp/07/b2111296.html

 

2017年10月27日
診療放射線学研究科博士前期課程学生の国際学会賞受賞について

平成29年10月21日に広島市で開催されたThe 3rd International Conference on Radiological Science and Technologyにおいて、本学大学院博士前期課程2年の堤翔子さんがAward for the Best Researchを受賞しました。

受賞者:堤 翔子(本学大学院生)、寺下 貴美(本学講師)、佐藤 充(本学大学院生)、土井 邦雄(シカゴ大学、本学名誉教授)、小倉 敏裕(本学教授)

受賞タイトル: A Pilot Study of Classification of Gaze Tracking Path Using Convolution Neural Network: Analysis of Image Interpretation Process for Computed Tomographic Colonography(畳み込みニューラルネットワークを用いた注視点軌跡の分類に関する予備研究:大腸CTの読影過程の分析)

研究概要: 大腸CT検査の読影において仮想大腸展開画像が用いられている。しかし、この画像の読影技術は難易度が高く、読影にあたり十分な経験が必要となる。さらに初学者への教育方法も確立されていない。そこで本研究では仮想大腸展開画像における読影過程の分析を目的に、畳み込みニューラルネットワーク技術を用いて、読影中の視点の軌跡に現れる特徴を熟練者と初学者で比較した。この結果、注目すべき部位を観察する際の目の動きとその他の動きが熟練者と初学者では異なることがわかった。本手法を用いて読影過程を詳細に理解することで、初学者の読影トレーニングに応用できると考えられる。

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2017年10月24日
卒業研究が学会誌に掲載されました。

本年3月に診療放射線学部を卒業した卒業生の論文が日本放射線技術学会雑誌に掲載されました。

本論文は学部4年次の卒業研究の内容を基に執筆されたものです。

臨床技術「乳房MRI 検査の脂肪抑制に有効なパッド素材の検討」

日本放射線技術学会雑誌、Vol. 73 (2017) No. 8 p. 664-671

勅使河原 麻衣1), 小倉 明夫2), 内山 奈央子3), 小金澤 匠4)

1) 群馬県立県民健康科学大学診療放射線部(現前橋赤十字社放射線診療科部)

2) 群馬県立県民健康科学大学大学院

3) 群馬県立県民健康科学大学診療放射線部(現聖路加国際病院放射線科)

4) 群馬県立県民健康科学大学診療放射線部(現日本メジフィジックス事業部)

本論文の概要は以下の通りです。

「現在、日本の女性の癌の中で乳癌の罹患率は最も多いが、早期発見と適切な治療により生存率は向上している。MRI検査による乳腺検査は特に有用であるが、術後や不整形な乳房などでは、画像から脂肪信号を見えなくする(癌を見易くする)撮像技術が困難なことが多い。この研究は、そのような不整形な乳房に対して脂肪信号の抑制を向上させるパッド(補完物)の素材について検討した。結果として、直径の小さなガラスビーズの使用が最も有効であった。この補助パッドの使用により、より乳癌が見つけやすくなり、早期治療が可能となる。」

なお、本論文(pdf)は、下記リンク先からダウンロードできます。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjrt/73/8/73_2017_JSRT_73.8.664/_article/-char/ja/

 

2017年10月11日
診療放射線学部教員が学会で表彰されました。

平成29年9月22日(金)~24日(日)に北海道函館市で開催された第33回日本診療放射線技師学術大会・第24回東アジア学術交流大会において、診療放射線学部 五十嵐博准教授が公益社団法人日本診療放射線技師会の「学術奨励賞」を受賞しました。
平成28年度の学会発表や研修会講師など各種学術研究活動が極めて高いと評価されたものです。

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2017年09月27日
診療放射線学部学生の学会賞受賞について

診療放射線学部学生 滝沢航平君(今春卒業)が学会賞を受賞しました。

本研究は、学部卒業研究の内容を基に行われたものです。

公益社団法人日本放射線技術学会 平成28年度東京支部新人奨励賞

受賞決定:平成29年2月

授賞式:平成29年5月

「DRLに対応した入射表面線量簡易計算シートの有用性の検討」

近年、医療被ばくの最適化が検討されている。しかし線量計測が煩雑であるため、臨床施設においてあまり実施されていないのが現状である。我々は、簡便に患者入射表面線量を確認するための簡易計算シートの作成を行った。また、作成したシートを用いて臨床施設における入射表面線量をDRLと比較することで評価を行った。その結果、簡便に医療被ばくの評価を行うことが可能となり、本手法の有用性を確認できた。(共著者及び研究指導:診療放射線学部、根岸徹准教授

 

2017年07月31日
診療放射線学部教員の論文が国際誌に掲載されました。

診療放射線学部 原孝光教授の原著論文が国際学術誌に掲載されました。

論文タイトル:Metastasis of breast cancer cells to the bone, lung, and lymph nodes promotes resistance to ionizing radiation.

著者:Takamitsu Hara1, Manabu Iwadate2, Kazunoshin Tachibana3, Satoshi Waguri4, Seiichi Takenoshita5, Nobuyuki Hamada6

1 Department of Radiological Technology, School of Radiological Technology, Gunma Prefectural College of Health Sciences.
2 Department of Thyroid and Endocrinology, School of Medicine, Fukushima Medical University.
3 Department of Breast Surgery, School of Medicine, Fukushima Medical University.
4 Department of Anatomy and Histology, School of Medicine, Fukushima Medical University.
5 Advanced Clinical Research Center, Fukushima Global Medical Science Center, School of Medicine, Fukushima Medical University.
6 Radiation Safety Research Center, Nuclear Technology Research Laboratory, Central Research Institute of Electric Power Industry (CRIEPI).

掲載雑誌:Strahlentherapie und Onkologie, Journal of Radiation Oncology, Biology, Physics 2017 Jun 22.

https://link.springer.com/article/10.1007%2Fs00066-017-1165-2

要旨: 乳癌は最も転移しやすい腫瘍の一つであり、その対策が急務である。放射線治療は、原発乳癌だけではなく、転移乳癌に対しても実施されているが、その放射線応答性の違いは必ずしも明らかではない。そこで乳癌の原発腫瘍細胞と転移腫瘍細胞の特徴を詳細に調べる事の出来る動物モデルは非常に有用である。我々はそのモデルの開発に成功し、実際に転移細胞は、原発細胞に比べて、増殖能、浸潤能などが亢進し、放射線抵抗性を示すことを確認した。この研究は、乳癌転移の放射線治療を行う場合、その投与線量の最適化に大きく貢献すると考える。

Abstract
BACKGROUND:
Metastasis represents the leading cause of breast cancer deaths, necessitating strategies for its treatment. Although radiotherapy is employed for both primary and metastatic breast cancers, the difference in their ionizing radiation response remains incompletely understood. This study is the first to compare the radioresponse of a breast cancer cell line with its metastatic variants and report that such metastatic variants are more radioresistant.
MATERIALS AND METHODS:
A luciferase expressing cell line was established from human basal-like breast adenocarcinoma MDA-MB-231 and underwent in vivo selections, whereby a cycle of inoculations into the left cardiac ventricle or the mammary fat pad of athymic nude mice, isolation of metastases to the bone, lung and lymph nodes visualized with bioluminescence imaging, and expansion of obtained cells was repeated twice or three times. The established metastatic cell lines were assessed for cell proliferation, wound healing, invasion, clonogenic survival, and apoptosis.
RESULTS:
The established metastatic cell lines possessed an increased proliferative potential in vivo and were more chemotactic, invasive, and resistant to X‑ray-induced clonogenic inactivation and apoptosis in vitro.
CONCLUSION:
Breast cancer metastasis to the bone, lung, and lymph nodes promotes radioresistance.

 

2017年07月31日

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