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第1種放射線取扱主任者試験に3年生18名が合格しました。

平成29年10月31日(火)に第1種放射線取扱主任者試験の合格発表があり、診療放射線学部3年生18名が合格いたしました。

本年度の第1種放射線取扱主任者試験の全国合格率は21.7%であったことから、未受験者を含めてクラスの半数が合格するという結果は、合格者数、合格率ともに素晴らしい成績だったといえます。

放射線取扱主任者は、放射線安全管理の統括責任者が所持すべき国家資格であり、放射線障害防止法に基づき原子力規制委員会が交付します。3種類の資格(第1種、第2種、第3種)がありますが、その中でも第1種が最も難易度が高い資格となります。受験資格はないことから在学中に受験することができます。

 

2017年11月01日
本学教員の出前なんでも講座の様子が新聞掲載されました。

診療放射線学部 五十嵐博准教授の「出前なんでも講座」の様子が10月25日(水)の群馬建設新聞に掲載されました。

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(群馬建設新聞より許可を得て転載)

なお、「出前なんでも講座」は、群馬県が、地域への社会貢献活動の一環として実施しているもので、本学地域連携センターが協力をしております。

詳しくは、下記ホームページをご覧ください。

http://www.pref.gunma.jp/07/b2111296.html

 

2017年10月27日
診療放射線学研究科博士前期課程学生の国際学会賞受賞について

平成29年10月21日に広島市で開催されたThe 3rd International Conference on Radiological Science and Technologyにおいて、本学大学院博士前期課程2年の堤翔子さんがAward for the Best Researchを受賞しました。

受賞者:堤 翔子(本学大学院生)、寺下 貴美(本学講師)、佐藤 充(本学大学院生)、土井 邦雄(シカゴ大学、本学名誉教授)、小倉 敏裕(本学教授)

受賞タイトル: A Pilot Study of Classification of Gaze Tracking Path Using Convolution Neural Network: Analysis of Image Interpretation Process for Computed Tomographic Colonography(畳み込みニューラルネットワークを用いた注視点軌跡の分類に関する予備研究:大腸CTの読影過程の分析)

研究概要: 大腸CT検査の読影において仮想大腸展開画像が用いられている。しかし、この画像の読影技術は難易度が高く、読影にあたり十分な経験が必要となる。さらに初学者への教育方法も確立されていない。そこで本研究では仮想大腸展開画像における読影過程の分析を目的に、畳み込みニューラルネットワーク技術を用いて、読影中の視点の軌跡に現れる特徴を熟練者と初学者で比較した。この結果、注目すべき部位を観察する際の目の動きとその他の動きが熟練者と初学者では異なることがわかった。本手法を用いて読影過程を詳細に理解することで、初学者の読影トレーニングに応用できると考えられる。

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2017年10月24日
卒業研究が学会誌に掲載されました。

本年3月に診療放射線学部を卒業した卒業生の論文が日本放射線技術学会雑誌に掲載されました。

本論文は学部4年次の卒業研究の内容を基に執筆されたものです。

臨床技術「乳房MRI 検査の脂肪抑制に有効なパッド素材の検討」

日本放射線技術学会雑誌、Vol. 73 (2017) No. 8 p. 664-671

勅使河原 麻衣1), 小倉 明夫2), 内山 奈央子3), 小金澤 匠4)

1) 群馬県立県民健康科学大学診療放射線部(現前橋赤十字社放射線診療科部)

2) 群馬県立県民健康科学大学大学院

3) 群馬県立県民健康科学大学診療放射線部(現聖路加国際病院放射線科)

4) 群馬県立県民健康科学大学診療放射線部(現日本メジフィジックス事業部)

本論文の概要は以下の通りです。

「現在、日本の女性の癌の中で乳癌の罹患率は最も多いが、早期発見と適切な治療により生存率は向上している。MRI検査による乳腺検査は特に有用であるが、術後や不整形な乳房などでは、画像から脂肪信号を見えなくする(癌を見易くする)撮像技術が困難なことが多い。この研究は、そのような不整形な乳房に対して脂肪信号の抑制を向上させるパッド(補完物)の素材について検討した。結果として、直径の小さなガラスビーズの使用が最も有効であった。この補助パッドの使用により、より乳癌が見つけやすくなり、早期治療が可能となる。」

なお、本論文(pdf)は、下記リンク先からダウンロードできます。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjrt/73/8/73_2017_JSRT_73.8.664/_article/-char/ja/

 

2017年10月11日
診療放射線学部教員が学会で表彰されました。

平成29年9月22日(金)~24日(日)に北海道函館市で開催された第33回日本診療放射線技師学術大会・第24回東アジア学術交流大会において、診療放射線学部 五十嵐博准教授が公益社団法人日本診療放射線技師会の「学術奨励賞」を受賞しました。
平成28年度の学会発表や研修会講師など各種学術研究活動が極めて高いと評価されたものです。

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2017年09月27日
診療放射線学部学生の学会賞受賞について

診療放射線学部学生 滝沢航平君(今春卒業)が学会賞を受賞しました。

本研究は、学部卒業研究の内容を基に行われたものです。

公益社団法人日本放射線技術学会 平成28年度東京支部新人奨励賞

受賞決定:平成29年2月

授賞式:平成29年5月

「DRLに対応した入射表面線量簡易計算シートの有用性の検討」

近年、医療被ばくの最適化が検討されている。しかし線量計測が煩雑であるため、臨床施設においてあまり実施されていないのが現状である。我々は、簡便に患者入射表面線量を確認するための簡易計算シートの作成を行った。また、作成したシートを用いて臨床施設における入射表面線量をDRLと比較することで評価を行った。その結果、簡便に医療被ばくの評価を行うことが可能となり、本手法の有用性を確認できた。(共著者及び研究指導:診療放射線学部、根岸徹准教授

 

2017年07月31日
診療放射線学部教員の論文が国際誌に掲載されました。

診療放射線学部 原孝光教授の原著論文が国際学術誌に掲載されました。

論文タイトル:Metastasis of breast cancer cells to the bone, lung, and lymph nodes promotes resistance to ionizing radiation.

著者:Takamitsu Hara1, Manabu Iwadate2, Kazunoshin Tachibana3, Satoshi Waguri4, Seiichi Takenoshita5, Nobuyuki Hamada6

1 Department of Radiological Technology, School of Radiological Technology, Gunma Prefectural College of Health Sciences.
2 Department of Thyroid and Endocrinology, School of Medicine, Fukushima Medical University.
3 Department of Breast Surgery, School of Medicine, Fukushima Medical University.
4 Department of Anatomy and Histology, School of Medicine, Fukushima Medical University.
5 Advanced Clinical Research Center, Fukushima Global Medical Science Center, School of Medicine, Fukushima Medical University.
6 Radiation Safety Research Center, Nuclear Technology Research Laboratory, Central Research Institute of Electric Power Industry (CRIEPI).

掲載雑誌:Strahlentherapie und Onkologie, Journal of Radiation Oncology, Biology, Physics 2017 Jun 22.

https://link.springer.com/article/10.1007%2Fs00066-017-1165-2

要旨: 乳癌は最も転移しやすい腫瘍の一つであり、その対策が急務である。放射線治療は、原発乳癌だけではなく、転移乳癌に対しても実施されているが、その放射線応答性の違いは必ずしも明らかではない。そこで乳癌の原発腫瘍細胞と転移腫瘍細胞の特徴を詳細に調べる事の出来る動物モデルは非常に有用である。我々はそのモデルの開発に成功し、実際に転移細胞は、原発細胞に比べて、増殖能、浸潤能などが亢進し、放射線抵抗性を示すことを確認した。この研究は、乳癌転移の放射線治療を行う場合、その投与線量の最適化に大きく貢献すると考える。

Abstract
BACKGROUND:
Metastasis represents the leading cause of breast cancer deaths, necessitating strategies for its treatment. Although radiotherapy is employed for both primary and metastatic breast cancers, the difference in their ionizing radiation response remains incompletely understood. This study is the first to compare the radioresponse of a breast cancer cell line with its metastatic variants and report that such metastatic variants are more radioresistant.
MATERIALS AND METHODS:
A luciferase expressing cell line was established from human basal-like breast adenocarcinoma MDA-MB-231 and underwent in vivo selections, whereby a cycle of inoculations into the left cardiac ventricle or the mammary fat pad of athymic nude mice, isolation of metastases to the bone, lung and lymph nodes visualized with bioluminescence imaging, and expansion of obtained cells was repeated twice or three times. The established metastatic cell lines were assessed for cell proliferation, wound healing, invasion, clonogenic survival, and apoptosis.
RESULTS:
The established metastatic cell lines possessed an increased proliferative potential in vivo and were more chemotactic, invasive, and resistant to X‑ray-induced clonogenic inactivation and apoptosis in vitro.
CONCLUSION:
Breast cancer metastasis to the bone, lung, and lymph nodes promotes radioresistance.

 

2017年07月31日
「がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン」で総合評価Sとなりました

 

平成24年度から始まった文部科学省大学改革推進等補助金事業「がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン」において、本学は筑波大学など8大学が連携した「国際協力型がん臨床指導者養成拠点」に取り組んでまいりました。この取り組みの中で筑波大学をリーダー校とした「国際協力型先端医療医学物理学指導者コース」を開始し、群馬大学および茨城県立医療大学とともに活動してきました。この事業は平成28年度で終了しましたが、最終的に文部科学省より総合評価Sの評価を受けました。この評価は最上位のものです。
本学では、診療放射線学部教員が中心となり、医学物理士や放射線治療専門診療放射線技師を目指す多くの専門職にその基礎教育を提供し、継続教育のための最新の知識を伝えてきました。今後、このコースによって養成された人材が放射線治療に関わる様々な医療技術の発展に取り組み、がん治療に貢献していくことを期待しております。

 

2017年07月07日
診療放射線学部教員の国際学会賞受賞について

平成29年6月20日(火)~24日(土)、スペイン・バルセロナで開催されたComputer Assisted Radiology and Surgery 2017 (CARS2017: 国際コンピュータ支援放射線医学・外科学会議)において、筆頭著者である診療放射線学部の林則夫准教授の他、3名の本学部教員、1名の大学院生を共著者に含む発表が、優秀発表と評価され、ベストポスター賞(2nd Prize)を受賞しました。

受賞者:林 則夫(本学准教授)、佐藤有将(本学大学院生)、下山祐矢、茂木俊一、渡部晴之(本学准教授)、氏田浩一、小倉敏裕(本学教授)、小倉明夫(本学教授)、対馬義人

受賞タイトル:「Development of voxel-based morphometry system for WAIR images obtained by the DIR sequence using an optimized MRI method(最適化されたDIR撮像によるWAIR画像を用いたVBM解析手法の開発)」

内容:

【目的】近年、MRIにおいて二重反転回復(DIR)シーケンスを用いたWAIR画像も実装されており灰白質の変化をとらえる画像検査として有効である。しかし、DIR-MRIのためのパラメータを最適化することは困難であった。さらに、DIR-MRI検査では従来のボクセルベースの形態計測を解析することは不可能であった。本研究の目的は、DIRシーケンスによって得られたWAIR画像のための最適化手法の開発およびVBMシステムを開発することであった。
【方法】最適化されたMRI法のための方法は、1)Mixedシーケンスから得られたT1マップ上のGMおよびWM T1値の測定、2)開発された解析アルゴリズムを用いた最適化されたDIRシーケンススキャンパラメータの最適化、および3)最適化されたDIRシーケンスパラメータを使用したWAIR画像の取得であった。WAIR画像のための新しいVBMシステムは、1)脳の空間的にMNI座標への正規化、2)脳領域のセグメンテーション、3)平均および標準偏差(SD)マップの作成、4)ボランティアおよび患者のWAIR画像を使用、 5)Zスコアマップ作成であった。開発されたVBMシステムは、各ボクセル上で異常な領域を高いZスコアとして示した。開発したVBMシステムを評価するために、疑似病変を有するボランティアのWAIR画像および脳変性患者のZスコアを測定し、正常領域のZスコアと比較した。
【結果】最適化されたDIRイメージング法を用いて、良好な画質のWAIR画像が得られた。ボランティアの偽病変および患者の病変は、各Zスコアマップ上で高いZスコア値を示した。 さらに、患者の偽病変および病変のZスコアは、すべてのボランティアおよび患者の正常領域のZスコアより有意に高かった(p <0.05)。
【考察】最適化されたイメージング法を用いて得られたWAIR画像を用いることで、新たにWAIRイメージ用のVBMシステムを開発することができた。 開発したVBMシステムによって計算されたZスコアは、WAIR画像上の脳変性などの病変の定量的検出に有効であった。 本研究は、小さな病変を伴う脳変性を正確に診断し、脳変性患者のためのコンピュータ支援(CAD)システムを開発へつながる研究成果であった。

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2017年07月06日
診療放射線学部卒業生の2研究が学会誌に論文掲載されました

診療放射線学部卒業生の2研究が学術誌に掲載されました。
本論文はいずれも学部4年次の卒業研究の内容を基に執筆されたものです。

[1] 臨床技術 「Gd-EOB-DTPAを用いたMRI検査の動脈相を想定したシミュレーションによるブラーリングのMTF測定」 

日本放射線技術学会雑誌, 1169-1176, 72(11), 2016

菊池 将司1) 2), 林 則夫1), 鑓田 和真1) 3), 坂田 梢1) 4), 氏田 浩一3), 松田 悟志2), 手塚 雄一2) 
1) 群馬県立県民健康科学大学診療放射線学部 2) とちぎメディカルセンターしもつが放射線科 3) 群馬大学医学部附属病院放射線部 4) イムス太田中央総合病院放射線科

本論文の概要は以下の通りです。

「肝臓がんなどの肝疾患の診断を目的としたMRI検査では、Gd-EOB-DTPAという造影剤を用いた検査が行われています。この造影剤を用いた検査では、画像収集方法の違いにより画質への影響が大きく異なります。この研究では、Gd-EOB-DTPAを用いた検査における画像収集方法の違いによる画質への影響を定量的に測定する方法を明らかにしました。これより肝臓MRI検査の最適な画像収集方法を選択できるようになり、より質の高いMRI検査の提供が可能になる研究成果です。」

なお、本論文(pdf)は、下記リンク先からダウンロードできます。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjrt/72/11/72_2016_JSRT_72.11.1169/_article/-char/ja/

 

[2] 臨床技術 「三次元double inversion recovery 法を用いたMRI における再収束フリップ角とブラーリングの関係」 

日本放射線技術学会雑誌, 389-394, 73(5), 2017

和田 智行1), 林 則夫2), 茂木 俊一3), 長瀬 博之4), 氏田 浩一5), 小倉 明夫2), 小倉 敏裕2), 島田 健裕6), 対馬 義人6) 
1) 信州大学医学部附属病院放射線部 2) 群馬県立県民健康科学大学診療放射線学部 3) 城西クリニック放射線科 4) 前橋赤十字病院放射線部 5) 群馬大学医学部附属病院放射線部 6) 群馬大学院医学系研究科放射線診断核医学

本論文の概要は以下の通りです。

「多発性硬化症や早期の脳変性疾患の診断において、大脳皮質の微小病変を検出することは重要です。Double inversion recovery (DIR)法を用いたMRI検査により、これらの病変を高い感度で検出することが可能になる報告があります。しかし、DIR-MRI検査は画像検査の条件を患者さんごとに最適化することが難しい問題点があります。この研究では、DIR-MRI検査における撮影条件の一つである refocusing flip angle (RFA)を変化させた際の画像のボケの程度について明らかにしました。この研究によって、DIR-MRI検査におけるRFAの最適な値を算出することが可能になり、よりよいDIR-MRI検査が可能になる研究成果です。」

なお、本論文(pdf)は、下記リンク先からダウンロードできます。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjrt/73/5/73_2017_JSRT_73.5.389/_article/-char/ja/

 

2017年07月06日

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