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診療放射線学部教員が、平成26年度瀬木賞(最優秀論文賞)を受賞しました。

平成27年4月18日(土)、第71回日本放射線技術学会総会において、筆頭著者である診療放射線学部の林則夫講師の他、4名の本学部教員・前学長を共著者に含む論文が、平成26年度日本放射線技術学会誌の最優秀論文と評価され、瀬木賞を受賞しました。

受賞者林 則夫(本学部講師)、谷口杏奈(本学部助手)、能登公也、下瀬川正幸(本学部教授)、小倉敏裕(本学部教授)、土井邦雄(本学前学長)

受賞論文:「エネルギーサブトラクション技術を研究するためのディジタル胸部ファントムの開発」(日本放射線技術学会雑誌 2014; 70(3): 191-8.)

論文内容:近年,肺がん検診に有用なトモシンセシスとエネルギーサブトラクションを組み合わせた装置が利用できるようになった.先行研究では,単純なエネルギーサブトラクションとエネルギーサブトラクショントモシンセシスについて,ファントムを用いて比較検討した.その結果,エネルギーサブトラクショントモシンセシスのほうが,エネルギーサブトラクションより模擬腫瘤の検出が優れており,肺がんの検出にエネルギーサブトラクショントモシンセシスは有用であると報告している.しかし,エネルギーサブトラクショントモシンセシスについて,最適な撮影条件の検討や胸部X線画像,胸部CT画像との検出限界能の比較,および被ばく線量評価について十分な検討がなされていない.本研究では,エネルギーサブトラクショントモシンセシスのシミュレーション実験を目的としたエネルギーサブトラクション処理が可能な胸部ディジタルファントムを,簡便に作成する方法を考案した.ディジタルファントム作成のために必要な胸部CT画像は,Lung Image Database Consortium (LIDC) の画像を使用した.ディジタルファントム作成は,4つの手順で構成されている.1)肺および骨領域の抽出,2)模擬腫瘤データの作成,3)実効エネルギーに応じた質量減弱係数マップへの変換,4)投影画像の作成.ディジタル胸部ファントムの有用性を評価するために,模擬腫瘤のコントラストを測定した.軟部組織画像における模擬腫瘤のコントラストは,ゴールドスタンダード画像と同等であり,エネルギーサブトラクション処理が良好にできたことを示している.われわれの方法は,シミュレーション実験を行う際に有用な技術である.

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2015年07月17日

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