○「放射線画像学教育研究分野－診療画像技術学」のページ

【分野（領域）紹介】
　CT(コンピュータ断層装置）、MRI（磁気共鳴画像検査装置）、デジタルX線画像処理装置、US(超音波診断装置)など実践医療技術として現代の医療に欠かせない極めて重要な位置づけにある最新診断システムの装置を駆使し、診断目的に適した画像データを収集、解析する研究を行っております。
　被験者に有益で正確な診断画像を生成し提供するため、医学的知識の他に、理学、工学、診療画像技術学で得られた基礎的知識の統合によって、全く新しい検査デバイス、検査手法、画像描出法の開発も行っております。
　またそれらの基盤技術として、各種診断画像装置の安全管理技術や収集画像の画像評価技術の開発も重要な研究対象となります。
　さらに、臨床画像として描出された画像からコンピュータの力を借りて様々な病変や複雑な構造をした臓器を抽出する画像解析にも力を入れております。
　最近では画像診断装置の非接触操作装置に関しても積極的に開発を進め、病院での手術室、各種検査室での操作風景を変えようとしております。

【研究紹介】
・Tコロノグラフィーに関する研究
・モーションセンサーを用いた研究（小倉敏裕）
・MRI拡散強調画像に関する研究    
・磁場均一性の測定に関する研究
・MRIの安全性に関する研究
・脂肪抑制法の精度に関する研究
・乳腺MRIでのB0均一性に関する研究　(小倉明夫)
・医用画像におけるコンピュータ支援診断に関する研究
・医用画像における画像処理と画像評価に関する研究
・X線CT画像の最適化に関する研究(長島宏幸)
・超音波画像におけるコンピュータ支援診断に関する研究
・被ばく線量低減を目的とした画像処理法に関する研究
・多重解像度解析による医用画像の画質改善に関する研究(渡部晴之)
・MRI検査法に関する研究
・C言語またはMATLABによる医用画像処理法の開発に関する研究
・小児MEG/NIRS検査のための確率的脳座標構築に関する研究
・造影剤超音波検査に関する研究　
・ＣＴ/ＭＲＩの画質向上に関する研究
・画像診断検査の最適化に関する研究