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【学生及び教職員の皆さんへ】学長からのメッセージ まん延防止等重点措置の解除にあたって
令和3年6月11日
今年度に入り、全国的に新型コロナウイルスの感染が再拡大し、各地で緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が出されました。群馬県においても、5月の連休明けに1日で100人を超える新規感染者が出るなど感染が急拡大し、5月16日には群馬県もまん延防止等重点措置の対象地域となりました。その後、5月下旬からは徐々に新規感染者数の減少が見られ、6月13日をもって、本県に出されていたまん延防止等重点措置が解除されることになりました。感染が急拡大していく局面において、本学としては、対面授業からオンライン授業へ移行することも検討しましたが、学内での感染拡大は発生していないこと、対面授業にはオンラインでは得られない学修効果があること、学生同士や教職員との人的交流を止めたくなかったこと、以上3点の理由から、感染防止対策に細心の注意を払いながら対面授業を継続することを選択しました。
この間、学生及び教職員の皆さんのご協力のおかげで、学内でクラスターが発生することなく、対面授業を無事に継続することができました。改めて学生及び教職員の皆さんに感謝申し上げます。
まん延防止等重点措置は解除されますが、県の警戒度は依然として「4」のままです。ワクチン接種も高齢者への優先接種がまだ終わらない中、感染力が強いとされる変異株の感染確認も多くなってきています。また、新規感染者数は減少傾向にあるとはいえ、重症者数や病床稼働率は依然として高く、学生の皆さんの先輩方が働いている医療現場ではまだまだ厳しい状況が続いています。
学生の皆さんには、相当長期にわたり様々なことの自粛が求められ、「自粛疲れ」もあることと思います。たまには、友達と賑やかに食事したいと思う気持ちもよくわかります。ですが、もうしばらくの間、感染拡大防止を意識した行動の継続をお願いします。
これからワクチン接種が進めば、これまでとは少し違った景色が見られると専門家は言っています。その日が来るまでは、これまでと同様に、学生及び教職員の皆さんひとり一人が学内外において感染防止対策を徹底してください。医療従事者を志す本学の学生の皆さんには、是非とも医療従事者と同じ心構えで行動していただくことを期待します。
群馬県立県民健康科学大学学長 柏倉健一
2021年06月11日