2019年４月11-14日に横浜市で開催された第75回日本放射線技術学会総会学術大会において、本学大学院診療放射線学研究科診療放射線学専攻博士後期課程1年の津野隼人さんが「Cypos賞 Bronze Award」を受賞しました。
大学院博士課程での研究内容を全国学会にて発表したものです。

発表演題名は「Evaluation of Uncertainty during Measuring Entrance Surface Dose in Image-guided Radiation Therapy」で，本研究は，近年放射線治療において必須となったIGRT(Image-guided Radiation Therapy; 画像誘導放射線治療）における患者さんの被ばく線量の計測方法を開発し，その不確かさを評価したものです．放射線治療では患部に高い線量の放射線を照射しますが，照射位置を合わせるための画像を撮影するために使用されたX線による正常組織への被ばく線量を正確に把握することは重要であり，本研究により線量評価および不確かさの評価が正確にできるようになりました．（共著者及び研究指導：浜松医科大学 坂本昌隆技師，診療放射線学部 佐々木浩二教授）



 

 

受賞した津野隼人さん、左は研究指導教員の佐々木教授