本学名誉教授で元学長の土井邦雄先生が、日本人で初めてGrayMedalを受賞されました。

“Gray”とは放射線の吸収線量の単位で、ルイス・ハロルド・グレイ博士の名から取られたものであり、放射線・放射性物質の量と単位及び測定に関する国際的な統一と規格化を図るための国際組織であるICRU（国際放射線単位測定委員会）から授与されました。

この権威ある賞の受賞を記念して、「ICRU：GrayMedal受賞記念　土井邦雄名誉教授特別講演会」を開催しました。

　　　　　　　　　　　　【ICRU：GrayMedal受賞式典の様子】


　　　　【「ICRU：GrayMedal受賞記念　土井邦雄名誉教授特別講演会」の様子①】


　　　　　　【「ICRU：GrayMedal受賞記念　土井邦雄名誉教授特別講演会」の様子②】


特別講演会では、大学・学生が目指すべき姿などについてご講義いただき、100名以上の学生と教職員が熱心に聴き入っていました。

【土井先生略歴】
1969年　シカゴ大学放射線科研究員就任
1972年　シカゴ大学放射線科准教授就任
1977年　シカゴ大学放射線科教授、カートロスマン放射線像研究所所長
1985年　シカゴ大学放射線科、医学物理学科長
1994年　シカゴ大学からRalph W.Gerard professor in Biological Sciencesの称号を授与
2014年　科学技術分野の文部科学大臣表彰を受賞
2015年　日本人で初めて「Edith H.Quimby賞」を受賞
2023年　日本人で初めて「GrayMedal」を受賞