令和5年10月5日に第21回医療情報技師能力検定試験の合格発表があり、一昨年、昨年に続き3年連続で診療放射線学部学生（3年生1名）が合格いたしました。

医療情報技師とは「保健医療福祉の質と安全の向上のために、医療の特質をふまえ、最適な情報処理技術を用い、医療情報を安全かつ適切に管理・活用・提供することができる保健医療福祉分野の専門職」であり、2003年より一般社団法人日本医療情報学会が資格を認定しています。

受検資格に制限はなく在学中に受検可能ですが、試験科目は「医学・医療系」「情報処理技術系」「医療情報システム系」の3科目であり内容が広範囲に及ぶため、検定試験合格者は主に医療機関や情報系企業等に勤務する社会人で、25歳以上の方が85%以上を占めています。

本年度の医療情報技師検定試験の全国合格率は29.9％（625名合格/2,090名受験）であったことから、検定試験にチャレンジした1名の学生が合格するという結果は素晴らしい成績といえます。