診療放射線学研究科
在学生紹介

博士前期課程

「好奇心に身をまかせて」
診療放射線学研究科 診療放射線学専攻 放射線画像検査学|佐藤 有将さん(群馬大学医学部附属病院勤務)
私は昨年本学の診療放射線学部を卒業し、一般院生として大学院へと進学しました。そして今年の1月からは大学院生をしながら群馬大学医学部附属病院で診療放射線技師として勤務しています。私が進学を考えるきっかけになったのは学部時の卒業研究です。先生の指導の下、一年半という年月をかけて課題に取り組み、研究の重要性や楽しさ、やりがいを知ることができました。しかし、それと同時に自身に足りないものがたくさんあることがわかりました。そこで、基礎的な研究方法論を学ぶとともに、今後研究を行っていく上での武器となる専門知識を身に着けたいと思い進学を決めました。

大学院ではMRI装置で取得した画像を対象に、画像処理を加えて解析することで病変の検出をサポートするシステムの開発について研究しています。この研究により読影を行う先生の負担軽減や病気の見落としの減少に繋がるのではないかと考えています。研究では行き詰まり悩むことも多々ありますが、熱心に指導してくださる先生方の元、非常に充実した日々を送ることができています。

大学院での研究および病院での臨床業務は日々、未知との遭遇であり勉強しなくてはならないことは尽きません。わからないこと1つ1つに好奇心を持って何事にも挑戦していくことが今の私には重要だと思っています。将来、世界で活躍し、医療の進歩に貢献できる人材に成長できるよう、大学院での一日一日を大切に過ごしていきたいです。


博士後期課程

「対応力が求められる時代だから」
診療放射線学研究科 診療放射線学専攻 放射線画像検査学|若林 康治さん(埼玉県立小児医療センター勤務)
大学全入時代によって、臨床の診療放射線技師も4年制卒が大多数を占めるようになりました。そのような中、技術だけではなく研究、育成指導や患者とのかかわりあい方、病院組織人としての教育など様々な知識と能力が求められるようになっています。

私自身、職場での後輩指導の難しさを感じることが多くなりました。これまでの自身の研究活動に加えて、臨床での教育指導能力も修得したいと思い、博士後期課程への進学を決めました。仕事と大学院の両立は難しいと感じていますが、大学院では教育学や組織管理学など、臨床ではなかなか得ることのできない知識を学ぶことができ、充実した日々を送っています。

私の専門は核医学で、脳血流と脳機能の評価法が主な研究テーマです。職場の小児では、核医学の標準的臨床画像評価など、未知な部分が多くあります。そこで、有用な評価と診断法解明に向けて、少しでもアプローチ出来るように、指導教員とともに日々考えながら研究を行なっています。核医学画像検査を受ける病気の子供達にとって、役に立つ研究論文をできるだけ多くの残したいと思います。
時代とともに高度化する医療に対応できる能力と知識を身につけた診療放射線技師になれるよう、勉学に励みたいと思います。