看護学研究科
在学生の紹介

博士前期課程

「臨床でよりよい教育をするために看護教育学を学びたい。」
看護学研究科 看護学専攻 看護教育学|伊藤優峻さん(前橋赤十字病院勤務)
私は本学卒業後、前橋赤十字病院に就労しながら、長期履修制度を利用し大学院に通っています。大学院への進学動機は、新人看護師の指導者として、うまく指導できなかった経験があったからです。その当時、教育に関する知識がなく、今まで受けてきた教育や自己の経験からでしか指導を行うことができませんでした。自分自身の中でこんな指導がしたいという漠然とした考えはありましたが、それが本当に好ましいのかどうか明確な根拠を持たないまま試行錯誤していました。このようなことから、学問として看護教育学を学習したいと考え、大学院への進学を決意しました。

大学院では、私と同じように臨床で働いている人もいれば、専門学校や大学で教員をしている方もいます。そのような方々と学びを深めることで、視野が広がり、広い視点で看護を捉えることができるようになってきていると実感しています。また、講義やディスカッションを通して、今まで知らなかった看護の世界を知ることができ、非常に刺激的で楽しい時間を過ごしています。

指導的役割を担う看護師の経験をテーマとし、臨床で活用できるような研究成果を上げられるよう、研究活動を進めていこうと考えています。

今後は大学院で学習したことを活用し、スタッフに向けたよりよい教育的支援を行いたいと思います。また、看護師として自分自身も既存の研究成果を活用し、患者さんに質の高い看護を提供したいと考えています。



 

博士後期課程

「看護を必要とする人へ、必要な看護を届けるために。」
看護学研究科 看護学専攻 機能発展看護学|金子友香さん(群馬県立小児医療センター勤務)
私は、病棟看護師として、子どもとその家族を対象に看護をしています。日々、子どもの成長発達に触れられ、やりがいを感じることが多々あります。しかし、自らの苦痛や要望を言葉で伝えられない対象が多く、タイムリーに必要な看護を行えなかったり、看護師同士で引き継いでいけなかったりするという問題にも直面してきました。

そこで、この問題を解決したいという思いを原動力に、7年前、修学部分休業制度を活用し、博士前期課程に進学し、学修と研究を行いました。その結果、直面していた問題の克服に役立つ1つの研究成果を得られました。その後、この研究成果の活用を心がけてきましたが、私一人の努力のみでは、十分な問題克服が困難であることが多く、修士論文の成果を発展させた研究に取り組むために、博士後期課程に進学しました。その原動力は、看護を必要とする人へ、必要な看護を届けたいという思いだったように感じます。

現在、上司・同僚の協力、長期履修・科目等履修生制度の活用により、学修と研究を進めながら、病棟看護師としての仕事も続けています。そのため、新たな学びをすぐに職場に還元できたり、研究成果を活用した看護を実践できたりしています。また、職場内で新たな役割を担う際、大学院での学修成果を活かしている自分をほんの少し実感できるようにもなりました。今後も看護を必要とする人へ、必要な看護を届けるために、学修や研究を積み重ねていきたいと思います。